北穂高岳東稜の分岐まで 2019年5月26~27日

メンバー:K✖3、E

1日目:上高地バスターミナル→徳沢→横尾→本谷橋→涸沢

2日目:涸沢→北穂高岳東稜分岐→涸沢→本谷橋→横尾→徳沢→上高地バスターミナル

 

1日目は緑色のニリンソウを探しながら涸沢まで歩きました。緑色のニリンソウを見つけると幸せになれるとか…?雪がなく、ニリンソウが咲き誇っていました。

テント泊装備に登攀具、おまけに重たい冬ブーツを背負って本谷橋まで歩き、やっと本谷橋から背負っていた冬ブーツをザックから外し、履き替えアイゼンを付けて、ザックの重さは少しはマシになるかな?と思いましたが、ほとんど変わらず…。久しぶりの重装備にスピードが上がらず、本谷橋から涸沢までの登りは、とにかく涸沢に早く着いてこの重いザックを下ろしたい!一心で歩きました。

無事、涸沢に着きテントを張り、メスティンで炊いた美味しい白米を食べ就寝。

2日目は、北穂高岳東稜分岐まで歩きました。本来は、東稜→北穂高岳山頂→南陵のつもりで登攀具も持っていきましたが、前日に涸沢小屋の方に、もうこの季節、雪が緩んでいて南陵の下りは危険になるし、雪壁を登るためにアックスを突き刺しても、ボコッとブロック崩壊すると言われ、今の私の技量では無理そうなので東稜は止めて、次のステップのために東稜分岐を見に行くだけに止めました。

一組のベテランパーティーは東稜に向かっていきました。

朝の5時過ぎにテントから出発しましたが、涸沢小屋を過ぎた斜面からもう雪が緩み始めていて、アイゼンを付けていても滑って登りにくかったです。

急斜面を登り、東稜の分岐に着き一休み。この景色をしばらく楽しみました。(記 Kumiko)