雪の乗鞍岳 2014年5月7日

雪の3000m峰全山登頂めざして初め一歩 

 

 

 60周年の記念行事の中に、「雪の3000m峰に登ろう!」という計画がある。「日本100高山」の一部としての計画ではあるが。スターの第1歩として、位ヶ原山荘までバスが行けるようになったので、4名で乗鞍岳に行くことにした。

 

 第一駐車場まで、自家用車で行く。路線バスで位ヶ原山荘に行く。登山計画書提出ポストがあり、そこに投函する。9時半に「雪のトンネル」を少し歩き出し、右手にある雪壁を削ったところから雪面の上に出て肩ノ小屋口に向かって固めの雪面を登り進む。雪の小尾根を越えると、ブルが雪を削って道を掘り出していた。そこまで来ると、乗鞍岳の三つの波打つ稜線が正面に見える。右手の朝日岳に向かう雪面に登山者の姿が点で見える。我々も、肩ノ小屋に向かって進む。風があるので、途中から朝日岳に直接登るように進む。稜線に近づくと、バラバラだったトレースが一本となり、歩きやすいステップの線となって稜線上に出ることができた。稜線に出ると。反対側の展望がいっきに開かれた。御獄の独立峰がしっかりと見える。平坦な稜線を進み、鳥居や祠が立つ、乗鞍岳の剣が峰に到着。360度の展望を楽しんで、下山を開始した。

 

 下山は約1時間でバスの出発地、位ヶ原山荘に着き13時32分発のバスで乗鞍高原にもどることができた。おかげで、ゆっくりと温泉に浸かることができたいい雪の3000m峰登山ができた。